「渡米前の事前準備について」「現地でかかる費用」で事前準備や滞在費用についてご紹介してきましたが、いざハワイでの生活が始まると日本とアメリカの生活の違いに戸惑う事もあります。ステップフォワードサポートでは渡米後、現地ハワイオフィスでのオリエンテーションにてハワイ御滞在中に必要となるお手続きを全てご案内しておりますので、渡米後に不安になる心配がありません。ここでは、知っておくとより皆さんの生活がスムーズになる情報の一部をご紹介していきます。

銀行口座開設

給与の受取り等に必要となりますので、渡米後最初にして頂くお手続きの一つが銀行口座開設です。口座の開設って難しそう…というイメージがありますが、ステップフォワードサポートでは渡米後に行うオリエンテーションで銀行口座開設について詳しくご説明します。
ハワイならではの、日本人スタッフが在中している銀行もありますのでご安心下さい。

携帯電話の契約

日本でSIMのロック解除を行って頂ければ、渡米後はSIMの購入のみで端末を継続して使用して頂けます。ステップフォワードサポートでは、ご契約内容の確認からご契約まで全て日本語で対応が可能な提携企業をご紹介していますので、何かあった際も安心です。

チップについて

一度は海外に行った事がある人は経験した事のある「チップ制度」。受けたサービスに対し感謝の対価としてレストランやホテルで支払うものという認識はあるものの、日本にはチップの制度がありませんので、相場がどの程度なのか、どのように渡せばよいのか戸惑ってしまいますよね。ここでは、現地でチップの文化に困る事がないよう、アメリカでのチップの相場や支払い方法を見ていきましょう。

チップの相場

アメリカでの一般的なチップの相場は15%~20%とされていますが、シーンによってはその相場が変動する事もあります。それぞれどの程度チップとして支払う必要があるか覚えておくとよいでしょう。

  • レストラン:約15~20%
  • フードデリバリー:約10%~15%
  • タクシー:約15~20%
  • 美容系サロン:約15~20%
  • ホテル:ベルマンは荷物の大きさによって$2~3。部屋の清掃は$1~2

チップの支払い方

現金の場合は、会計と共にチップをテーブルに置いていくだけです。
仮にチップ代として丁度の現金がない場合は、お釣りを受け取りその中からとったチップを置いて席を立ちます。
また、お釣り分をチップとして渡す場合は「Keep the change.(お釣りは取っておいてね。)」と言って現金を渡すのが一般的です。
クレジットカードで支払う場合は、クレジットカードのレシートに、チップの金額と合計金額を記載するだけで決済は完了です。尚、クレジットカードのレシートはMarchant Copy(店舗控え)とCustomer Copy(本人控え)がありますので、Marchant Copyにチップの金額と合計金額を記載し、Customer Copyは控えとして持ち帰りましょう。

小切手(Check)

皆さんがハワイに移住し必ずと言ってよいほど使用するのが「小切手」の存在です。
聞いた事はあるけれど日本では実際に使用するシーンはあまりないのでなじみがないですよね。
但しこの小切手、アメリカでは支払手段として利用することが多々ありますので、どのようなものなのか覚えておきましょう。
小切手とは、一定の金額の支払いを約束する有価証券のことです。
銀行口座を持っている差出人が金額を記載した小切手を支払い先へ渡すと、受取人はその小切手を銀行に持参し、現金化もしくは口座入金をするという流れになります。
小切手は銀行口座を開設すると発行され、現金と同じように使用する事が出来ますので主に家賃の支払い等に使用します。但し、銀行口座の預金残高が無い状態で小切手を発行すると不渡りとなってしまいますので、銀行残高は細目に確認するようにしましょう。それでは実際にどのようにして小切手を使うのでしょうか?
ここではチェックの解説と書き方をご紹介します。

※赤字が小切手発行時に必要となる記載事項です。
① 名前、住所
② チェック番号
③ 日付を各書く-月/日/年の順番で記載
④ 支払い先を書く
⑤ 支払う金額を数字で書く-小数点第二位以下のセントまで記載
⑥ ⑤で書いた金額を英語で書く-セントは「00/100」と記載する
⑦ 支払い内容を書く-支払い先から記載を求められていない場合は書かなくてもOK
⑧ サインをする
⑨ Bank Routing番号
⑩ 銀行口座番号
⑪ チェック番号

こうやって見てみると思っていたよりシンプルで簡単ですよね。
小切手を発行すると現金を銀行からおろしたり持ち歩いたりする必要がないので、慣れてしまえばとても便利です。